ビニルエステル樹脂を用い、ガラスマットの貼り付けを行います。
今回はツープライ工法なのでガラスマット2枚とサーフェイスマット1枚を張り付けます。
サーフェイスマットは『表面』という意味でガラスマットよりも薄く表面が滑らかな仕上げ用のガラスクロスです。張り付ける事で・・・
・ガラスマットの接着性の向上
・耐久性の向上
・仕上がりの美観性の向上
・荷重や摩耗によるガラスマットの剥離の防止
・ガラスマットと下地の間に液体が溜まってしまう事の抑止
等の効果があります。
ガラスマットを貼る際はジョイント箇所が最低50mm重なるように貼り付けマットが張られていない箇所が無いように貼り付けを行います。
今回の工事では無いですが、細すぎて手が入らないような箇所や入り組んでいてガラスマットを貼るのが厳しい場所はガラス繊維入りの塗料で補う場合もあります。