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食品工場の床は濡れたままだと危険!HACCP・床仕様・エリアごとの特徴とは

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食品工場の床は濡れたままだと危険!HACCP・床仕様・エリアごとの特徴とは

食品工場の床は濡れたままだと危険!HACCP・床仕様・エリアごとの特徴とは

2022/10/17

食品工場の床は衛生管理につながる性能を持つ仕様であることが、最も望ましい形です。
食品工場は衛生管理が品質を保つための大事なポイントなので、床塗装工事も重要だといえるでしょう。

今回は、食品工場において床はどういった仕様になっているのかを整理し、ドライエリアとウェットエリアそれぞれの床の特徴や性能についてご紹介します。


食品工場の床仕様を考える上で知っておきたい「HACCP」

食品工場は、衛生面の安全性が非常に重視される場所です。製品の品質を保つためには、清潔な場で作業を行う必要があり、床仕様もそういった環境づくりに貢献できるものでなければならないといえるでしょう。

そこでチェックしておきたいのが、食品工場の管理手法である「HACCP」という考え方です。
HACCPは食品における品質管理の手法にあたり、HA(危害分析)+CCP(重要管理点監視)がもとになっています。
品質をキープするためには、その品質を落とす要因となる危害を確認した上で、排除を行っていくという考え方です。

2020年にはHACCPに則って衛生管理のルールが決められています。
そのルールによれば、衛生管理の対象となるものは食品だけでなく、製造工程から保管、流通まで様々です。

食品工場の床は濡れたままになっていると非常に危険!

食品工場の床を考える際にチェックしておきたいのは、自社の食品工場の床は頻繁に濡れた状態になったままになっていないかという点です。
濡れた床をそのままにしておくことには、様々な危険が伴うと考えられています。主な危険性は以下のとおりです。

・菌が繁殖しやすくなる
・作業中に転倒する可能性が高まる
通常、工事を施したばかりの床は高い性能が保たれているため、汚れを落とす目的で水で洗浄し、そのまま濡れた状態にしておくことが起きても、基本的に問題はないでしょう。

問題はある程度月日が経った場合です。やはり経年劣化は免れられないため、たとえ耐水性のある床でも水はたまりやすくなってしまいます。
その結果、床から菌が発生し、食品の品質を大きく落とす可能性があるのです。

また濡れたままだと、作業中に従業員が転倒することも考えられるでしょう。
いずれにしても安全性を確保するには、食品工場の床は常に綺麗な状態を保っておきたいところです。

食品工場の床仕様はどうなっている?

続いてチェックしておきたいのは、食品工場の床仕様はどうなっているのかという点です。
詳細については後述しますが、通常、食品工場はドライエリアとウェットエリアの2つに分かれる形になっています。

エリアごとに重視する床の性能は異なるので、床塗装工事の際には、その性能に合わせて塗料を選ぶことになります。
例えばドライエリアの場合には、食品工場といっても製品を保管する場所にあたることが多く、他エリアよりも床の耐久性が求められます。
なぜなら、フロア内をフォークリフトなどの大型機械が行き来する可能性があるからです。

またドライエリア・ウェットエリアどちらにもいえることですが、実際に食品製造を行う場では耐熱性や耐薬品性、耐水性などが重視される傾向にあります。

食品工場のドライエリアとウェットエリアそれぞれの特徴とは

ここでは、エリアごとの特徴を見ていきましょう。

ドライエリアでは、重量物の運搬やフォークリフトの走行などが少なくありません。
そのため、床塗装の際には、フラットかつ耐久性のある床に仕上げることが必要だといえるでしょう。

一方でウェットエリアの場合は、常に水を使って作業を行うという特性上、床の水はけの良さが重視されることが多いです。
そのため、床に勾配をつくることで排水しやすくし、掃除がスムーズになるようにします。

食品工場の床塗装工事のご相談は愛知レジンまで

食品工場の床は、それぞれエリアごとの特性に合わせた形に仕上がっていることが望ましいです。
特に食品は衛生面が重要視されるため、衛生面に配慮した仕様の床の存在は大きいといえるでしょう。

食品工場の床塗装工事について相談・依頼できる業者をお探しの際には、愛知レジンへぜひご相談ください。
高い技術力と豊富な経験を持つ職人が、丁寧に作業いたします。

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