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下地処理について

下地処理について

2020/11/09

今回は下地処理について書いていきたいと思います。

◆下地処理を行う理由  ~ 下地処理は必ず行わないといけないのか? ~

◆使用する機械と地面を削る深さ ~ 状況に合わせた下地処理の方法 ~ 

◆下地処理を行う理由

まず最初に・・・

塗装を行う際に下地処理は必ずやらないといけないのか?

こちらに対する答えですが、YES NOのどちらかで返答すると、答えは YES です。
コンクリートやアスファルト 他の下地の場合でもそうなのですが、

・車やリフトの走行
・油や薬品 洗剤や水分などの影響による腐食
・磨耗による劣化
・温度差による下地の劣化

等の影響で下地や塗装塗膜は劣化していきます。
劣化した下地にそのまま塗装を行うと剥離やクラックの原因になります。
新築工事の場合でもポリッシャーがけや研磨処理を行った後に塗装を行わないと剥離の原因になります。
特に劣化した下地の場合は、そのまま塗装を行うと塗料の硬化時の伸縮で古い塗装ごと剥離してしまうことや、1週間持たずに床面が捲れてしまうこともあります。
健全な下地状況を作り出すこと(コンクリートが白くなってくるまで削ること)が床面の塗装を長持ちさせる為には重要になってきます。
今回は施工を行う会社によって名称は違うと思うのですが、『端部のカッター処理』『研磨』『研削』『重研削』『ハツリ』について解説したいと思います。

①端部のカッター処理

施工端部や配管・機械足回りは一番負荷がかかる場所なので強度を持たせる為にアンカー効果のあるカッター処理を行います。また施工を行っている面と行っていない面の高低差が発生しない様に塗装面の端部を斜めに削り高低差の調整も行います。

②研磨処理

新築での施工や下地の状態が良い場合・既存の密着性が高い場合に行う下地処理方法です。表面を傷つける事により、そのまま塗り重ねるよりも塗料の密着性が増し、細かな凹凸への対応が可能です。
・下地の状態が悪い場
・勾配調整を行たい場合
・凹凸が激しい場合
は他の下地処理方法を推奨します。

③研削処理

劣化した塗膜や下地を除去する下地処理方法です。研磨では不可能な油の染み込んだ床や古い塗膜の除去、劣化した下地の除去を行います。研削を行い健全なコンクリートを露出される事や研削による凹凸による表面積の増加により床と塗料の接着性が増し、塗装面が長持ちします。主に改修工事で行う場合にこの下地処理方法で施工を行います。

④重研削処理

通常の研削機で対処できない下地状況だった場合や5mm以上の研削を行いたい場合・水勾配を取る為に局所的に削って低くしたい場合等に行う下地処理方法です。
研削時間の削減の為に行う場合もあります。

⑤ハツリ処理

・厚みがある下地を撤去する
・部分的に掘り下げる
・溝を新しく作成する
・溝の拡張を行う
・タイルの除去を行う
等の場合に用いる下地処理方法です。基本的に撤去した箇所は部分的に塗床材による補填を行った後に仕上げ塗装を行います。

上記に各種下地処理の方法を上げさせて頂いたのですが、
改修で工事を行う場合に行う下地処理は研削以上(5mm以上下地を除去)をお勧めします。
下地処理を正しく行う事で塗料の接着性が格段に上がり、塗装が長持ちします。
ゴミを除去する程度で塗装すると塗料が短期間で剥離する原因になります。

塗装を依頼している企業が下地処理の機械を保有していない場合もありますので床面の塗装を業者依頼する際には、下地処理について一度確認してみる事をお勧めします

私たち愛知レジンは

      • 下地処理機械の選定 (保有機械業界No.1)
      • 要望に合わせたプライマーや塗料の選定 (自社開発塗料有り)
      • 下地の状態や晒される環境に対応した工法の選定 (実績多数)
      • 短工期での施工が可能です
工事や塗料のことで、ご質問・ご相談ありましたら お気軽にお問い合わせくださいませ!

高機能樹脂を取り扱った床塗装、防塵塗装をご検討中の方は、ぜひ弊社にご相談ください。
弊社はエポキシ樹脂・硬質ウレタンなど、耐久性に優れた塗装 工事を行っています。

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