愛知県 機械工場 ペースト工法 2021/03/01 今回は経年劣化した床面の改修事例です。 施工現場 : 愛知県製造工場 工事内容 :レッドコートEXによる樹脂モルタル平滑工法 施工内容の説明 ■使用する塗料は・・・ 今回はレッドコートEXを用いペースト工法で工事を行います。 ペースト工法とは・・・下塗りの際に骨材と混合した塗料を塗布する工法です。樹脂モルタル工法>ペースト工法>流し延べ工法の順で膜厚と耐久性が上がります。床面の高低差・劣化具合や予算で工法の選定を行いますが、改修工事の場合は基本的には下地処理を行い、床面の耐久性の確保とライフサイクルコストを安くするためにも樹脂モルタル工法で工事を行う事をお勧めします。 施工前の状況 ■施工前の状況 施工前の下地状況は防塵塗料が塗装してある経年劣化した下地でした。 欠損や浮いている所もなく下地自体の状態はそこまで悪くなかったので、研磨処理を行い旧塗膜の除去を行ってから塗装を行っていきます。 下地処理 ■下地処理 ・端部のカッター処理 ・研磨による旧塗膜の除去下地処理を正しく行う事で塗料の接着性が格段に上がり、塗装が長持ちします。 今回の工事は下地の状況が良かったので、研磨処理後に塗装を行いました。 下地の状況にもよりますが、基本的には下地処理を行わずに表面のゴミを除去する程度で塗装すると塗料が短期間で剥離する原因になりますので床面の塗装を依頼する際には、下地処理について一度確認してみる事をお勧めします。 プライマー塗布 ■プライマー塗布 清掃を行った後刷毛とローラーを用いプライマーの塗布を行います。 プライマーを塗布する目的は 下地のコンクリートから発生する水分対策 プライマーの上に塗布する塗料の接着性の向上 ピンホール対策 床面の耐久性の向上 等が挙げられます。 下塗り ■ペースト塗布 レッドコートEXと骨材を混合したものを用い下塗りを行います。 下塗りを行う事で 細かい高低差の調整 仕上げ塗料の接着性の向上 上塗り時のピンホールの発生を防ぐ 床面の耐久性の向上 上記の効果があります。 上塗り ■ポリッシャーがけ ポリッシャーがけを行う事で 細かい凹凸の除去 高低差がある場所が目視できるようになる 傷を付けることで上塗りの接着性を向上させる 等の効果があります。 ■上塗り 金鏝を用いレッドコートEXで上塗りを行います。 床面は一見平滑に見えるのですが、場所により高低差があります。 塗装を行う際は手の感覚のみでミリ単位の厚みの修正をかけながら塗装を行うので長年の経験が必要になってきます。 ■施工完了 塗装完了後は夏場で24時間、冬場や温度が低い場所では48時間ほどで硬化が完了します。 今回はベージュでの塗装ですが、塗料の色は様々なカラーバリエーションの物を取り扱っております。 赤文字の塗料は愛知レジンオリジナル塗料です。 販売も可能ですので、是非、お問い合わせくださいませ。 工事や塗料のことで、ご質問・ご相談ありましたら お気軽にお問い合わせくださいませ! 高機能樹脂を取り扱った床塗装、防塵塗装をご検討中の方は、ぜひ弊社にご相談ください。 こちらでは、エポキシ樹脂・硬質ウレタンなど、耐久性に優れた塗装 工事を行っています。 弊社の所在地は愛知県にございますが、名古屋、三重、神奈川、横浜、東京、埼玉、千葉など幅広く対応しており、これまで多くのお客様のご要望に応えて参りました。 私たちの技術が皆様のお役に立てるよう徹底的にサポートいたしますので、ご依頼のある方はお気軽にお問い合わせください。 お問合わせ 052-351-4611 【営業時間】9:00 〜 17:00 お問合わせフォーム インスタはこちら Instagram レジンブログ