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愛知県 渡り廊下改修工事

愛知県 渡り廊下改修工事

2022/01/20

今回は経年劣化した屋外渡り廊下の改修工事です。
屋外の床面は交通荷重や降雨などの水分の影響、季節による温度変化などが原因で負荷がかかり、劣化してしまいます。
そのまま放置していると・・・


・部分的に陥没が発生する
・クモの巣状にひび割れがはいる
・段差や欠損が発生する


等の不具合が生じてしまいます。
軽度の路面劣化だけであれば車両走行時に注意を払うことで一時的には対応可能かもしれませんが、放置してしまうと大きな事故が発生する一因となる可能性があります。
また、床面の劣化が激しくなると工期や工事費用が増加してしまう為、早めの対処を行いましょう。

今回の工事ではレッドコートRGを用い改修工事と歩行帯の作成を行いました。

施工現場 : 愛知県 屋外 渡り廊下

依頼内容 : 屋外渡り廊下の欠損・ひび割れ補修/耐久性の向上

下地処理

■施工前

■端部カッター処理(G-50N)

■下地処理(F-22EST)

■下地処理(K-250)

■下地処理(HK-10M)

■下地処理の経過状況

■下地処理

下地処理機を用い、白くなるまで削ります。
今回の下地処理の主な目的として
・表面の劣化した部分の除去
・部分的に高くなっている箇所の除去
・端部のカッター処理
などが挙げられます。

プライマー塗布(ウレタンプライマー)

■プライマー塗布

モルタル層硬化後、ローラーや刷毛を用いプライマーの塗布を行います。
プライマーを塗布する目的は・・・

  • 下地と塗料の接着性の増加
  • ピンホール(塗装時に下から出てくる空気等の影響で穴が開く事)対策
  • 下地から発生する水分の遮断

等が挙げられます。

下塗り

■下塗り(捨て打ち)

レッドコートRG/ レッドコートRG-Mを用い塗装

  • 下地の動きが激しい箇所には伸縮性の高いRG-Mを塗装し補填
  • 部分的に低くなっている箇所にレッドコートRGを塗装し高低差調整

を行います。

プライマー塗布(レッドコートRGプライマー)

下塗り硬化後にレッドコートRGプライマーの塗布を行います。
既にウレタンプライマーが塗布してあるのですが、上塗りと同じMMAタイプのプライマーを使用する事で各種不具合が発生する事を抑止し、接着性を更に向上させる効果があります。
※プライマーは下地の状況により塗布回数と使用するプライマーの種類が変わってくる為、2回目のプライマーを塗布しない場合もあります。

今回使用するレッドコートRGプライマーは

  • 対応温度外では硬化しない可能性がある。(-10℃~35℃が適正温度)
  • 薄く塗りすぎると硬化しない可能性がある。

等の注意点があり、これらを意識し塗装を行います。

上塗り

金鏝を使用し、レッドコートRG-Aを塗り広げ、塗料が硬化する前に骨材の散布を行います。
使用する骨材の種類と散布量を調整する事で防滑の程度を調整することが可能です。

トップコート塗布/ライン塗装

ローラーを用い、トップコートを2回塗布し仕上げます。
トップコートの色がきれいに乗らない場合は2回以上塗布する場合もあります。
トップコートが硬化したら歩行帯用のライン塗装を行い施工完了です。

施工完了

施工完了です。
今回使用した塗料はグリーンでしたが、カラーバリエーションも豊富で、ノンスリップや平滑化などの機能のバリエーションも複数あります

工事や塗料のことで、ご質問・ご相談ありましたら お気軽にお問い合わせくださいませ!
高機能樹脂を取り扱った床塗装、防塵塗装をご検討中の方は、ぜひ弊社にご相談ください。 こちらでは、エポキシ樹脂・硬質ウレタンなど、耐久性に優れた塗装 工事を行っています。 弊社の所在地は愛知県にございますが、名古屋、三重、神奈川、横浜、東京、埼玉、千葉など幅広く対応しており、これまで多くのお客様のご要望に応えて参りました。 私たちの技術が皆様のお役に立てるよう徹底的にサポートいたしますので、ご依頼のある方はお気軽にお問い合わせください。

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